2019年8月26日(月)

現場近くで携行缶購入か 京都アニメ放火

2019/7/21 12:03 (2019/7/21 22:37更新)
保存
共有
印刷
その他

焼け焦げた京都アニメーションのスタジオを見つめる人たち(21日夜、京都市伏見区)=共同

焼け焦げた京都アニメーションのスタジオを見つめる人たち(21日夜、京都市伏見区)=共同

京都アニメーションのスタジオ(京都市)で起きた放火殺人事件で、青葉真司容疑者(41)と酷似した男が事件の数日前、現場近くのホームセンターでガソリンを入れる携行缶や運搬用の台車を購入していた疑いのあることが21日、捜査関係者への取材で分かった。酷似した男が数日前から、スタジオ付近で下見をしているような姿も目撃されていたという。

京都府警は、下見を重ね、周到な準備を進めた計画的な犯行との見方を強めており、調べを進めている。

府警は21日までに殺人や現住建造物等放火などの疑いで青葉容疑者の逮捕状を取った。同容疑者は重度のやけどを負っており、京都府内の病院から大阪府内の病院にヘリで移送。容体回復を待って逮捕する方針とみられる。

捜査関係者によると、青葉容疑者とみられる男が事件の数日前、現場近くのホームセンターでガソリンの携行缶2個や台車、着火剤などを購入。事件当日の18日午前10時ごろには、現場の西約500メートルのガソリンスタンドでガソリン40リットルを調達し、携行缶に入れて台車で同社スタジオまで運んだ疑いがある。

青葉容疑者に酷似した男は17日午後1時~18日午前9時ごろまでの間、ガソリンスタンドの南約100メートルの公園で、近隣住民に複数回目撃されていた。ベンチで寝そべるなどしており、そばには台車が置かれていた。

京都アニメーションのスタジオ放火殺人事件で容疑者が立ち寄ったとみられる公園(20日午後、京都市伏見区)

京都アニメーションのスタジオ放火殺人事件で容疑者が立ち寄ったとみられる公園(20日午後、京都市伏見区)

府警は21日までに犠牲者18人の司法解剖結果を明らかにした。死因は15人が焼死、2人が窒息、1人が一酸化炭素(CO)中毒だった。

事件は18日午前10時半ごろ、京都市伏見区の同社スタジオで発生。青葉容疑者が1階の正面入り口から侵入してガソリンをまいて火をつけ、多数の社員らを死傷させた疑いが持たれている。京都アニメーションの従業員とみられる34人が死亡した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。