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米「中国は挑発行為を慎め」 越EEZでの海洋調査

【ワシントン=永沢毅】米国務省は20日、南シナ海のベトナムの排他的経済水域(EEZ)内で中国の海洋調査船が活動していたとして「中国は弱い者いじめをやめ、地域を不安定にする挑発的な行動を慎むべきだ」との声明を発表した。「威圧や脅迫で領土や海洋の権利を行使することには強く反対する」と軍事拠点化をはじめとした中国の南シナ海での活動を強くけん制した。

ロイター通信などによると、中国の海洋調査船は15日まで12日間にわたって中国とベトナムが領有権を主張する南沙(英語名スプラトリー)諸島近辺で海洋調査を実施していた。ベトナムは9隻の船舶を出し、調査船の警護にあたった中国の海警局の3隻とにらみ合いになっていたという。

米国はこの報道を「懸念している」とし「地域のエネルギー安全保障への脅威で、自由でオープンなインド太平洋のエネルギー市場を損なうものだ」と批判した。

また、東南アジア諸国連合(ASEAN)が紛争回避のため中国と策定交渉を進める南シナ海の「行動規範」に関し、米国など第三国と連携する権利を制限する条項を受け入れるよう中国が圧力をかけていると主張。「南シナ海の石油・ガス資源を手中に収めようという中国の意図がよりいっそう明らかになった」と指弾した。

南シナ海問題は8月初めにタイで開かれるASEAN地域フォーラム(ARF)の焦点の1つとなる。

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