2019年9月16日(月)

米軍、サウジ駐留再開へ イラン対応を強化

2019/7/20 15:14
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【ワシントン=中村亮】米国防総省は19日、米軍がサウジアラビア駐留を再開すると発表した。イランをめぐる中東地域の緊張が高まり、イランと対立するサウジの要請を受けたものだと説明した。米メディアによると、米軍がサウジに駐留するのはイラク戦争が起きた2003年以来という。駐留部隊は数百人規模になる見通しだ。

サウジアラビアのムハンマド皇太子(右)とトランプ米大統領は緊密な関係を築いている(6月末、大阪)=ロイター

米メディアによると、駐留先はサウジの首都リヤド南東にあるプリンス・スルタン空軍基地。すでに小規模の部隊が現地に到着し、滑走路の整備やミサイル防衛システム「パトリオット」の運用に向けた準備を進めているという。トランプ米政権は6月に1000人の増派を表明しており、その一部がサウジに駐留するとみられる。

米サウジの軍事協力強化に米議会が反発する可能性がある。サウジ人著名記者の殺害に同国当局が関与。イエメン内戦に介入して深刻な人道危機を招いているとみられているからだ。トランプ政権は5月にサウジに議会手続きを経ずに武器売却を進める特例措置を講じた。議会では与党・共和党議員からも反発する声があがり、武器売却を阻止する決議が米上下両院で可決している。

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