2019年8月19日(月)

台風5号、長崎に大雨特別警報 「最大級の警戒を」

2019/7/20 9:31 (2019/7/20 13:15更新)
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黄円の範囲は風速15m/s以上の強風域、白の点線は予報円(C)weathernews

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大型の台風5号は20日、黄海を北上した。西日本は台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部を中心に大雨となった。気象庁は長崎県に大雨特別警報を発表。大雨・洪水警戒レベル(5段階)は5月29日の運用開始以来、初めて最も高い5になった。

警報の対象は五島市、新上五島町、小値賀町、対馬市、西海市の江島、平島、佐世保市宇久地域で、20日夕方まで大雨が続く恐れがある。気象庁は記者会見を開き、土砂災害警戒区域などでは「直ちに命を守るために最善を尽くす必要がある状況。災害が起きないと思われるような場所でも最大級の警戒が必要だ」と呼び掛けた。

長崎県の五島市や対馬市などは20日午前にかけて激しい雨に見舞われた。県警などによると、新上五島町で自宅の屋根に上って雨漏りを修理していた女性2人が転落し、けがを負った。五島市内で土砂崩れが10カ所以上、対馬市では数カ所発生したとの情報がある。

気象庁はレーダー解析の結果、対馬市美津島付近で20日午前8時40分までの1時間に、五島市付近で午前10時半までの1時間にそれぞれ約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられるとし「記録的短時間大雨情報」を発表。五島市は市全域の約1万9800世帯、約3万6千人に避難指示を、対馬市も市全域の約1万5千世帯、約3万人に避難勧告を出した。

気象庁によると、台風は20日正午現在、黄海上を時速15キロで北北東へ進んだ。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。参院選投開票日の21日には朝鮮半島に上陸し、同日夜までに温帯低気圧に変わる見込み。

21日正午までの24時間予想雨量はいずれも多い地域で九州北部200ミリ、九州南部、四国150ミリ、中国100ミリ。その後の24時間は九州北部、四国で50~100ミリ。

〔共同〕

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