2019年8月26日(月)

「悲劇的な損失」 京都アニメ放火、世界から追悼の声

2019/7/20 2:24
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国連のグテレス事務総長は京都アニメの放火事件に対し哀悼の意を表明した=AP

国連のグテレス事務総長は京都アニメの放火事件に対し哀悼の意を表明した=AP

【ニューヨーク=関根沙羅】京都アニメーションのスタジオ(京都市)で起きた放火殺人事件で、世界から追悼の声が相次ぎ寄せられている。国連のグテレス事務総長は19日、副報道官を通じて「京都の放火と火災によって命が失われたことに深く悲しんでいる」と述べ、犠牲者の家族に哀悼の意を表明した。「この悲劇のなかで国連は日本政府と日本の人々と共にある」と述べた。

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海外の政府関係者や著名人もSNS(交流サイト)に追悼のメッセージを投稿した。台湾の蔡英文総統は18日、「京都アニメーションは台湾の多くの人にとって、青春の思い出でもあります。亡くなられた方のご冥福と、負傷された方の一日も早い回復をお祈りしています」と日本語でツイートした。カナダのトルドー首相も「我々はこの悲劇的な損失を共に悲しんでおり、負傷者の早い回復を願っている」と投稿した。

米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は18日、「京都アニメーションは世界で最も才能のあるアニメーターやドリーマーの本拠地」とし「京アニのアーティストたちは傑作を通して世代を超えて世界中に喜びを広めてきた」とツイートした。米国、中国、フランスの在日大使館もツイートで追悼のメッセージを表明した。

海外メディアは事件を大きく報じている。米紙ニューヨーク・タイムズは、犠牲者の多くが女性であったことを指摘し、京都アニメーションが従業員の労働環境の改善や女性の雇用に積極的に取り組んできたことを紹介した。

日本アニメ作品の海外販売を手掛ける米アニメ配給会社のセンタイフィルムワークス(テキサス州)は18日、ネット上で不特定多数の人から資金を募るクラウドファンディングを立ち上げ、京都アニメーションの復興資金を募り始めた。すでに目標の75万ドルを上回る148万ドル(約1億5900万円)が集まっている。

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