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楽天・美馬、悔い残る完投 あと3人「完全」逃す

2019/7/19 23:23
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「全球種あやつれていた」とは伊藤投手チーフコーチの感想。真っすぐの切れがよく、「抜けがよかったのがチェンジアップ。一番低めに来ていた」と捕手・堀内が多用した変化球も効いて、ソフトバンク打線に的を絞らせなかった。楽天・美馬は完全試合まであと3アウトまで迫った。

【19日のプロ野球 結果と戦評】

八回まで1人の走者も出さなかった美馬=共同

八回まで1人の走者も出さなかった美馬=共同

五回、ソフトバンク・千賀から4点を奪うと、楽天の守備の時間が球場の関心事となった。六回、明石の一打は二塁・浅村がジャンピングスローで刺し、七回は代わった三塁・村林がダイビングキャッチで邪飛を好捕。八回、松田宣のいい当たりは村林の正面に飛んだ。

記録を作るのに必要な「ツキ」があった。「(完全試合なんて)やれるわけない」と思っていた美馬自身も、ここまで来たら意識しないわけにいかない。最後の完全試合は1994年の巨人・槙原。パ・リーグとなると78年の阪急・今井雄太郎にまで遡る。41年前の大記録も宮城球場でマークされていた。それ以来となる記録に球場全体が異様な雰囲気となった。

それがプレッシャーになったか。7番明石を1-2と追い込んでから制球があやしくなった。「3-2になってやばいなと思った」と堀内。最後は直球が高めに抜けて四球。緊張が切れたわけではなかったが、続く代打栗原の一打は詰まりながらも左前にポトリ。さらに2死から上林に右越え三塁打を許した。

終わってみれば、完全試合はおろか、無安打無得点も完封もならず。美馬は「やっちゃいました」と苦笑い。それでも9回完投勝利は今季チーム初だった。「ここまで中継ぎに助けてもらっていたので、今日はよかった」と先発の役目を果たした快投を満足げに振り返った。(土田昌隆)

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