道後温泉本館、工事現場を公開 ラッピングアートも

2019/7/19 16:59
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保存修理工事中の道後温泉本館(松山市)で19日、素屋根で覆われた工事現場の一部が報道陣に公開された。設計施工監理者である文化財建造物保存技術協会(東京・荒川)の担当者らが板壁の解体など工事状況を説明。同日には、素屋根に手塚治虫さんのキャラクター「火の鳥」などのイラストを描いた、ラッピングアートの公開も始まった。

道後温泉本館ラッピングアートを発表する友近さん(中)や松山市の梅岡伸一郎副市長(右)ら(19日)

道後温泉本館の保存修理工事の状況を説明する関係者ら(19日)

工事中の板壁が公開された(19日)

道後温泉本館を覆うラッピングアートが公開された(19日)

工事では板壁から板材やクギを外す際に、1つずつ丸や番号といった目印を付けていることなどが紹介された。工事に伴う解体調査で修理履歴も確認している。文建協によると、皇室専用浴室「又新殿(ゆうしんでん)」では、クギが外された形跡がないことや、年号を記した墨書が見つかったことから、1899年(明治32年)の同浴室完成当時の天井板が残っていることが判明した。

ラッピングアートの発表会には、松山市出身のタレント、友近さんが登場。「工事中も入浴できることを知らない人は多い。アートを撮影してSNS(交流サイト)などで発信を」と呼びかけた。

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