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「寝たきり」を防ぎたい 女優が夢託すAIロボ

エクサウィザーズ・フェロー、女優 いとうまい子さん 後編(日経STARTUP X)

元アイドルで女優のいとうまい子さんは早稲田大学大学院の博士課程で予防医学とロボット工学を研究している。今は人工知能(AI)開発のエクサウィザーズ(東京・港)のフェローとして、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)を予防する新型ロボットの開発に取り組んでいる。新たに搭載したい機能とは。AIがどんな役割を果たすのか。エクサウィザーズの石山洸社長とともに出演した動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」で、いとうさんが夢を語った。

いとうさんは修士課程で研究していた際、高齢者にロコモ予防のためのスクワットを習慣づけるロボット「ロコピョン」を開発。今はその進化形ロボの研究に熱を入れている。そもそもスクワットは正しい形で行わないと膝や腰を痛めてしまう。エクサウィザーズのAI技術を活用し、「それぞれの高齢者に合った正しい運動を指導できる機能を搭載したい」といとうさんは語る。

いとう まい子(左)1964年生まれ。83年にアイドル歌手「伊藤麻衣子」としてデビュー。2010年早大入学、14年に早大院人間科学研究科修士課程、16年同博士課程に進学。19年エクサウィザーズのフェローに就任。 石山 洸(いしやま・こう)1982年生まれ。2006年東工大院修了、リクルートホールディングス入社、17年デジタルセンセーション最高執行責任者(COO)。同年エクサインテリジェンスとの合併により発足したエクサウィザーズの社長に就任。

介護へのAI活用に取り組むエクサウィザーズもロコモ予防には高い関心を寄せている。介護、ロコモに関する知識について高齢者への啓蒙(けいもう)がまだまだ必要な中で、知名度があり、予防医学などへの知見もあるいとうさんは、エクサウィザーズにとって共同研究のパートナーとして格好の存在だったという。予防については効果の測定が難しいと思われがちだが、石山社長は「予防の有無でどんな差が生まれるか、AIが予測することで可視化できる」と指摘した。

(2019年6月26日収録)

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