2019年8月17日(土)

ロータス初のEV発表 2000馬力、9分でフル充電

科学&新技術
BP速報
2019/7/19 13:50
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日経クロステック

英ロータスは16日、同社初の電気自動車(EV)となる「Evija(エヴァイヤ)」を発表した。公道とサーキットの両方で優れた性能を提供するEVとして開発した。出力1470キロワット(2000馬力)、トルク1700ニュートン・メートルを目標値として設定している。公道を走行できる最も強力な量産車になるという。

(写真:ロータス)

(写真:ロータス)

Evijaは現代的なデザインで、車両後部のベンチュリートンネルが特徴。ワンピースの炭素繊維強化樹脂(CFRP)製モノコックシャシーを採用した。モノコックシャシーの重量は129キログラム、車両総重量は1680キログラムに抑えたという。調整可能なレース仕様のシートや多機能ステアリングなど、モータースポーツを意識した内装になっている。

(写真:ロータス)

(写真:ロータス)

電動パワートレーンは、エンジニアリング会社の英ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングを技術パートナーに迎えて開発した。シートの後ろにリチウムイオン2次電池パックを配置し、4つのモーターを搭載する。最高速度は340キロメートル/時で、停止状態から100キロメートル/時まで3秒未満、停止状態から300キロメートル/時まで9秒未満で到達する。

(写真:ロータス)

(写真:ロータス)

■130台限定生産、価格は何と2億円超え

電池の容量は70キロワット時、出力は2000キロワットで、電気自動車の世界シリーズ「フォーミュラE」レースカーの8倍という。電池は800キロワットまでの充電が可能。現在、これが可能な充電器はないが、実現すれば9分でフル充電ができるという。現行で最も高い350キロワットの急速充電器では、12分で80%まで、18分で100%充電できる。航続距離は、欧州の新燃費試験モードのWLTPサイクルで400キロメートル、欧州の標準試験モードのNEDCサイクルで435キロメートルとなる。

(写真:ロータス)

(写真:ロータス)

Evijaは「Type 130」というコードネームで開発され、その名にちなんで生産台数は130台に制限される。価格は170万ポンド(約2億2800万円、1ポンド=134.1円換算)から。25万ポンド(約3353万円)の保証金で予約可能。2020年から生産を始める予定。

(写真:ロータス)

(写真:ロータス)

(ライター 櫛谷さえ子)

[日経 xTECH 2019年7月18日掲載]

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