2019年9月19日(木)

中国ゲーム映像配信「闘魚」が米ナスダック上場
840億円を調達 新規サービス開発急務

アジアBiz
2019/7/18 22:20
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【広州=比奈田悠佑】中国でゲーム映像配信サービス「闘魚(ドウユウ)」を運営する武漢闘魚網絡科技は17日、米ナスダック市場に上場し、7億7500万ドル(約840億円)を調達した。スマートフォンアプリなどによる動画配信は競争が激しくなっている。資金は企業広告や有料会員の取り込みにつながる新サービスの開発に投じる。

闘魚はゲームの実況配信で多くの視聴者を獲得している

闘魚はゲームの実況映像を中心とした動画配信プラットフォームを運営する。ウェブサイトやスマホアプリ上で配信された映像に、複数の人がコメントを挿し込みながら視聴する。世界最大のゲーム市場を抱える中国ではゲームの実況配信や視聴需要が膨らんでいる。

ただ闘魚の競争環境は今後、厳しくなる見通し。地方都市や農村部でシェアを握るショート動画投稿アプリ「快手」などライバルもゲーム映像の配信に乗り出しているためだ。市場の拡大が期待できる一方、競合が増加し、利用者を囲い込むために新たなサービスの開発が急務になっている。

中国のネットサービス大手で、ゲーム開発が主力の騰訊控股(テンセント)は闘魚に約4割出資している。同じくゲーム映像配信サービスを展開し、18年5月に米国市場に上場した「虎牙」にも資本参加している。テンセントは周辺領域の事業を広く押さえ、新しいゲームの企画開発や宣伝に生かす狙いがある。

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