2019年8月26日(月)

富士通と能楽協会 能楽文化、ICT活用で国内外に発信

2019/7/18 18:16
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富士通と能楽協会は能楽の文化の国内外への発信のため、情報通信技術(ICT)分野で協業することで合意した。ICT機器を用いて観客に新たな鑑賞体験を提供したり、ウェブサイトなどでの情報発信を充実させたりする。富士通は今後、ICTを活用した文化事業にも力を入れていく方針だ。

イベントで用いる富士通の装置「Ontenna(オンテナ)」。髪の毛や耳たぶ、襟元に付けて音に合わせた振動を感じられる

ICTを活用し、能楽の文化を国内外に発信する(C)THE NOHGAKU PERFORMERS' ASSOCIATION

まず、7月と8月に開く能楽イベントで富士通のICT機器を観客に貸し出す。音を振動で感じられる小型装置を耳たぶや襟元に付け、せりふの強弱や笛や太鼓のリズムに合わせた振動を感じてもらったり、網膜に英語字幕を投影するAR(拡張現実)グラスをかけ、訪日外国人などにも生の能楽を楽しんでもらったりする。

国内外を問わず、様々な人が能楽を楽しめる環境を整えてファンの拡大につなげる。今後は、専用のウェブサイトやスマホアプリを通じたファンへの情報発信や、ファンの観劇データの分析なども検討していく。

富士通はこれまで、日本陸上競技連盟や男子プロバスケットボールBリーグなどのスポーツ団体とICT分野で組んできた。今後は能楽をはじめとし、文化面にも事業領域を広げていく。

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