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サンマ漁獲規制、大詰めの協議 中国の出方焦点

2019/7/18 17:43
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日本や中国、韓国など8カ国・地域がサンマなどの資源管理を話し合う北太平洋漁業委員会(NPFC)の年次会合は最終日の18日、大詰めの協議を進めた。日本はサンマ漁獲量の低迷を食い止めるため漁獲数量の規制を各国に提案した。ただ過去2年は中国などの反対で実現しておらず、今年も厳しい交渉が続いている。

会合は16日に都内で始まり、各国の漁業政策の担当者らが話し合っている。日本は18年まで2年連続でサンマの国際的な漁獲規制の導入を求め、失敗してきた。

今年は4月に開いた科学委員会で、サンマの資源量が2000年代半ばから減少し、特に17年は1980年以降で最低の水準にあったとの認識で各国が一致した。昨年、規制に反対した中国などの主張は「サンマの資源量が把握できていない」というものだった。今年はサンマの資源が厳しい状態にあるとの認識を各国で共有し、議論の前進を目指している。

ただ近年サンマ漁に力を入れる中国は「漁獲の制限につながる制度に引き続き消極的」(交渉関係者)とされ、今回の会合でも規制導入の実現は不透明な情勢だ。

日本のサンマ漁獲量は年20万~30万トンで推移していたが、ここ数年は10万トン前後にとどまる。特に17年は8.4万トンと大幅に落ち込み、直近のピークである08年の4分の1の水準まで減った。

海洋環境の変化に加え、中国や台湾が1千トン以上の巨大な船で漁獲量を伸ばしている影響も大きいとされる。全国さんま棒受網漁業協同組合(東京・港)の大石浩平専務は「一刻も早く国際的な資源管理策を講じてほしい」と訴えている。

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