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松山―台北定期便就航 愛媛への経済効果は年5億円超

台湾のエバー航空が運航する松山―台北間の定期便が18日、就航した。桃園空港発の第1便が午後0時30分ごろ、松山空港に到着し、中村時広知事など関係者たちが降り立った搭乗客を迎えた。いよぎん地域経済研究センター(松山市)によれば、台北との定期便就航で訪日客の増加など愛媛県内で年間5億7400万円の経済効果が見込まれるという。

エアバス社の中型機A321(184人乗り)による第1便はほぼ満席だった。中村知事は「息の長い路線として愛されるように松山市や今治市などと連携したい」と歓迎。エバー航空の孫嘉明社長は「四国のみなさんには台湾経由で世界へ旅してほしい」と呼びかけた。定期便は木、日曜日の週2往復で、予約は好調だという。

経済効果は台北便の訪日客が県内で消費する宿泊・飲食費などに、県民が渡航前後に消費する費用も加えて算出。県民が県外の空港を利用する場合と比べて、削減できる交通費や時間なども便益効果として加味した。

松山空港では18日から、スマートフォン決済に対応し、多言語音声翻訳機器を備えたインバウンド(訪日外国人)向けのタクシー乗り場を設置するなど、受け入れ体制の整備を進めている。

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