エイベックス系、コンテンツに証明書 権利者明確に

2019/7/18 12:00
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音楽大手エイベックスの子会社、エイベックス・テクノロジーズ(東京・港)は18日、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使って音楽やアニメキャラクターなどのデジタルコンテンツに証明書を付与する仕組みを開発すると発表した。コンテンツの権利者が誰なのかを分かりやすくする。クリエーターの権利を守り、報酬が適切に還元されるようにする。

デジタルコンテンツに証明書を付与する技術「A trust」を開発する。証明書はコンテンツの正当な所有者に対して発行され、ブロックチェーン上に保存される。ブロックチェーン上の情報は一度記録されると書きかえにくいという特徴がある。コンテンツを不正に複製しても、所有者を示す証明書の情報は変わらないため、所有者の権利が守られる。

エイベックスのかかえる音楽や映像、ゲームなどのIP(知的財産)だけでなく、国内外のIPにも広くこの仕組みを適用する方針だ。国内コンテンツの海外での流通拡大にもつなげたい考え。1~2年をめどに開発を完了し、実証実験を通じて有効性を検証する。証明書発行の仕組みを応用してデジタルの限定商品を販売するなど、新たなビジネスの可能性も探る。

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