がん検診誤通知の女性死亡 岐阜市「異常なし」

2019/7/17 19:11
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岐阜市のがん検診で精密検査が必要だと診断されたが、「異常認めず」と誤通知された5人の女性のうち、治療中だった50代の女性が16日夜に胃がんで死亡したことが17日、市への取材で分かった。16日に同市が闘病中と発表していた。

岐阜市役所の庁舎

女性は今年1月10日、中市民健康センターが行っている胃がん検診を受診。同28日に「要精密検査」と判定されたが、市は「異常認めず」とする誤った結果を発送した。女性は4月に医療機関で肺がんと診断され、胃がんが転移したものであることが判明、治療を続けていた。

5人に対する検診結果の誤通知は、この女性の家族が今月10日に「検診票を見せてほしい」とセンターを訪れたことがきっかけで分かった。

柴橋正直市長は「市民のがん検診に対する信用を損なったことは誠に遺憾で、再発防止策を徹底させる」とのコメントを出した。

中市民健康センターでは、市のシステムに検診結果を入力する際、通常職員2人で行う読み合わせを、少なくとも2010年からしていなかったことも判明した。

がん検診事務処理マニュアルでは読み合わせを必ず行うと規定。市内の他のセンターなどでは、職員2人で読み合わせをしていたといい、岐阜市は経緯を調べている。〔共同〕

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