2019年8月26日(月)

シャープ、ゲームで高齢者の認知機能を改善 介護施設向け

2019/7/17 18:02
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シャープは17日、高齢者の認知機能をゲームで改善するプログラムの提供を介護施設を対象に始めると発表した。タッチ式液晶ディスプレーを使って楽しむことで認知機能を刺激する20種類のゲームを開発した。個々の利用者の状態に対応した訓練計画やプログラムを簡単に作成し、結果の記録や管理もできる。人手が不足する介護業界の業務効率化にもつなげる。

シャープは介護施設向けにゲームで認知機能を改善させるプログラムを提供する(17日、大阪市)

「頭の健康管理サービス」を8月1日から全国の介護施設向けに提供する。事前に利用者から聞き取った情報をもとに、記憶力や計算力といった項目ごとの訓練計画を自動で作成し、お薦めのゲームを提案する。メニューには「脳トレ」で知られる東北大学加齢医学研究所の川島隆太所長が監修したゲームなどを用意した。「あとだしジャンケン」や簡単な計算などを通して認知機能の改善につなげる。訓練結果や履歴はクラウド上で管理し、グラフなどで表示することもできるという。

利用料金はディスプレーなどのリース料を含め年25万円程度から。ビジュアルソリューション事業部の山本信介事業部長は「全国にある通所サービス施設の5%にあたる2800件への納入を目指したい」と語った。

従来は利用者ごとに施設の担当者が訓練計画の作成したり、結果を集計したりする必要があった。新サービスを導入すれば業務負担の大幅な軽減につながるという。試験導入した施設からは「業務の手間を3~4割削減できそうだ」との声も上がったという。

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