千葉県市川市、公用車「テスラ問題」 市長2台目見送り表明

2019/7/17 17:58
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千葉県市川市の村越祐民市長は17日、市内で会見し、リース代が高額な公用車の導入を1台見送ることなどを表明した。市長と副市長の公用車に外車の電気自動車(EV)2台の導入を予定していたが、契約を結んでいない1台の導入を見送り、契約済みの1台についてはリース代の一部を自身の給与から支払う。

ごみ処理施設内で米テスラ社製のEV導入について説明する村越市長(市川市)

高額なリース代を伴う外車のEV導入を巡っては、市議会が導入見直しを決議するなど、批判も寄せられていた。

17日に市川市のごみ処理施設「クリーンセンター」で開いた記者会見で、村越市長は昨年4月の市長就任以来、環境問題を重視した市政を進めてきたと強調した。その一環でテスラ社の車両を公用車に選定したと説明したが「車両の価格のみに注目が集まる結果となった状況を速やかに打開する必要がある」と述べ、方針見直しを表明した。

市が導入を予定していたのは米EV大手テスラのセダンとSUV(多目的スポーツ車)の2台。SUVは6月に一般競争入札で8年間のリース契約を締結済み。リース代は月14万2560円で、従来の国産車の倍以上になる。村越市長は差額分(約8万3000円)を自身の給与から支払うため、条例改正案を9月議会に提出するとした。

一方で8月末に導入予定だった2台目のセダンタイプについてはリース契約を見送り、他車種も含めて再検討する。村越市長は「(環境対策を急ごうと)少し私が前のめりになり過ぎた」と、市民や議会への説明不足を陳謝した。今回の外車EVの導入に関しては、3年後の市長選で民意を問う意向も示した。

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