2019年8月26日(月)

地主役の女に懲役4年 地面師事件、初の判決

2019/7/17 10:51
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積水ハウスが架空の取引で地面師グループに土地購入代金をだまし取られた事件で、詐欺などの罪に問われた地主役の羽毛田正美被告(64)に東京地裁は17日、懲役4年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。事件を主導したとされるカミンスカス操被告(59)ら10人が起訴されているが、判決は初めてとなる。

地裁はまた、秋葉紘子被告(75)に懲役4年(同懲役7年)、常世田吉弘被告(68)に懲役4年6月(同懲役5年)の判決を言い渡した。

石田寿一裁判長は判決理由で「多くの役割を分担した組織性の高い犯行で、非常に悪質だ」と指摘した。偽造書類を使うなど不動産登記制度への信用を損なった点も看過できないと述べた。

羽毛田被告の弁護人は「全貌を理解せず、共犯者に言われるがままだった」と情状酌量を求めたが、石田裁判長は「土地の所有者に成り済まして交渉の場に立ち会い、司法書士らに偽造パスポートを提示するなど不可欠な役割を担った」と判断した。

判決によると、3人は共謀し2017年3~6月、東京都品川区にある土地の所有者を装い、積水ハウスから購入代金55億円余りをだまし取った。〔共同〕

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