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中国の米国債保有が減少、日本との首位逆転迫る

【ニューヨーク=後藤達也】米財務省が16日発表した5月の国際資本収支統計(季節調整前)によると、中国の米国債保有残高は1兆1101億ドル(約120兆円)となり、4月から28億ドル減った。3カ月連続の減少で、2年ぶりの少なさになった。中国は米国債の最大の保有国だが、2位の日本は1兆1009億ドルと前月より369億ドル増え、逆転が迫っている。

5月は米中貿易摩擦が激化した時期で、市場の一部では中国が米国による関税の報復として米国債を売るとの観測もあった。仮に中国が大量に米国債を売れば、米長期金利は急上昇(価格は下落)しかねない。ただ、5月以降は世界経済の不安や米利下げ観測から米国債を買う投資家が多く、米長期金利は低下基調だった。

中国は人民元の下落を防ぐため、ドル売り・人民元買いの介入を続けているとみられており、その原資として米国債を売っているとの指摘もある。

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