2019年8月26日(月)

マレーシア、選挙権年齢を18歳以上に引き下げへ

2019/7/16 23:56
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【クアラルンプール=中野貴司】マレーシアの連邦議会下院は16日、選挙権年齢を21歳以上から18歳以上に引き下げる憲法改正案を全会一致で可決した。改正案は有権者をこれまでの任意登録から自動登録に変更する内容も含んでおり、有権者数は一気に5割以上増える見通し。次の総選挙の結果にも多大な影響を与えることになる。

若年層がマレーシアの次の総選挙のキャスティングボートを握ることに(写真は2018年の総選挙直後の様子)=ロイター

改正案は近く上院でも可決、成立する見通しだ。憲法改正によって被選挙権年齢も同様に18歳以上に下がる。

マレーシア政府の推計では憲法改正によって、有権者数は2018年の総選挙時の1490万人から、23年には2270万人にまで増える。若年層の投票動向が従来以上に結果を左右するため、与野党とも若年層の取り込みを強化することになりそうだ。

世界的にみても18歳で選挙権を得る国が主流になっている。国立国会図書館の15年時点での調査では、調査対象の199カ国・地域のうち、約9割にあたる176カ国・地域が選挙権を18歳までに認めていた。被選挙権年齢についても、3割弱の54カ国・地域が18歳以上だった。

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