岩手県警、施設の再建完了 震災から8年

2019/7/16 20:33
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東日本大震災の津波で全壊した岩手県警釜石署が16日、3キロほど内陸に移転新設した庁舎で業務を開始した。同署では住民の避難誘導などをしていた署員3人が殉職。被災後は仮設庁舎で業務を続けてきた。岩手県では警察署や駐在所など21の警察施設が津波で被災したが、統廃合なども含め全ての再建が完了した。

 移転新設された岩手県警釜石署の庁舎に設けられた、東日本大震災当時の新聞のコピーを展示するスペース(16日午前)=共同

庁舎は鉄筋コンクリート4階建て(一部2階建て)で、延べ床面積は約5600平方メートル。用地取得や地盤改良に時間がかかり、震災から8年3カ月が経過した今年6月に完成した。事業費は約39億5千万円。

震災当時の新聞のコピーを展示するスペースも設けており、今後は行方不明者の捜索状況なども掲示する。仲谷千春署長は「混乱なく仕事を始められて一安心。釜石の復興のシンボルになれるよう、署員一丸となって職務に励みたい」と語った。

〔共同〕

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