2019年8月26日(月)

長野県、豚コレラワクチン散布へ 野生イノシシ向け

2019/7/16 20:26
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長野県は16日、豚コレラの野生イノシシ向け経口ワクチンを週内にも散布する方針を明らかにした。県独自の事業として、イノシシの感染が複数確認された木曽地域を中心に、ワクチンを混ぜたエサを埋設する。県内では16日までに野生イノシシ5頭の感染が確認されており、水際対策の徹底などを養豚農家に呼びかけている。

15日実施した県の聞き取り調査によると、県内農家で異常は確認されていない。

木曽地域で豚コレラに感染した野生イノシシが相次いで発見されたことを受け、県は同日、同地域の町村など約30機関が参加した対策連絡会議を開催した。県は豚コレラ感染が疑われる事例が発生した場合の対応法や感染拡大状況の調査について説明するとともに、ワクチン散布の方針を明らかにした。

ワクチン散布は長野県を中心に関係者で構成するタスクチームが実施する。散布の規模や範囲については現在調整中という。

木曽地域内には養豚農家はないが、ワクチンで同地域内での豚コレラの感染拡大防止や、養豚農家がある松本地域や伊那地域へのウイルス侵入を防ぐ。

同会議に参加した松本家畜保健衛生所の神田章所長は「8月以降にワクチン散布を長野・岐阜県境で計画していたが、前倒しして今週中に(木曽地域で)何とか着手したい」と述べた。相当数の野生イノシシが豚コレラに感染している疑いがあるという。

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