日銀、8月から本館の一般見学を一部再開

2019/7/16 18:44
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日銀は16日、国の重要文化財である本店本館の中庭を報道陣に公開した。2016年10月に始めた免震工事が終わり、中断していた本館の一般見学を8月から一部再開する。内装工事が終わる20年春からは本館内部も含めて全面的に見学を再開する。

公開された日銀本館の中庭

公開された日銀本館の中庭

上空からみると「円」の文字が浮かぶ本館は1896年に竣工した。東京駅舎などを手がけた辰野金吾が設計し、日本人建築家による初の国家的近代建築とされる。16日に公開された中庭は、日銀に輸送された現金を運び入れる際に使用。当初は馬車で現金を輸送していたため、馬の水飲み場が今も残っている。

馬車が使われていた当時の馬の水飲み場

馬車が使われていた当時の馬の水飲み場

見学の希望者は日銀のホームページから事前に予約する。無料で平日のみ。本館の見学は内装工事の影響を受けない中庭のみ8月5日から再開する。20年春からは内部にある地下金庫やロビーが見学できるようになるほか、新たに本館の図面や歴史を解説する展示を充実させるという。

日銀によると18年の見学者(新館など)は年間1万6千人だった。情報サービス局の川村憲章氏は「今後も見学内容を充実させ、より多くの人に来てほしい」と話した。

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