ハガティ駐日米大使が月内辞任 上院選に出馬見通し

2019/7/16 18:30
保存
共有
印刷
その他

在日米大使館は16日、ハガティ駐日大使が7月中に辞任すると発表した。トランプ米大統領は12日にハガティ氏が2020年の上院選に南部テネシー州から立候補する見通しだとツイッターで明らかにしていた。ハガティ氏の離任に伴い、ヤング首席公使が臨時代理大使を務める。

ハガティ駐日米大使(左)はトランプ米大統領(右)と良好な関係で知られる(5月、東京)=ロイター

ハガティ氏はトランプ氏の政権移行チームで「政治任用部長」を務め、閣僚級を含む政権の政治任用の人選に携わった。トランプ氏とは直接電話ができる関係とされる。日米関係を重視する日本政府にとっては後任大使人事が焦点となる。

ハガティ氏は投資会社の経営者出身で、テネシー州の経済開発庁長官を経て17年8月に駐日大使に着任した。対日貿易赤字の縮小をめざすトランプ氏の意向に沿い、日本政府に日本企業の対米投資拡大や誘致を働きかけてきた。米商務省によると、17年の日本の対米直接投資の残高は16年比で500億ドル超増えた。

ハガティ氏は16日に声明を発表し「太平洋の平和と繁栄の礎である日米同盟を発展させる職務においてトランプ大統領と米国民を代表することができ、光栄に思っている」と述べた。

テネシー州の上院選を巡っては共和党現職の出馬見送りを受け、地元ではハガティ氏の擁立論があがっていた。トランプ氏は12日、ツイッターに「テネシーはハガティを愛している。犯罪や移民問題などへの姿勢も強硬だ」として「全面的に支持する」と書き込んだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]