2019年8月26日(月)

重点区絞る与野党 自民1人区、立民は複数区に的

参院選2019
2019/7/17 2:00
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21日投開票の参院選は終盤に入り、与野党が報道各社の情勢調査などを踏まえて重点選挙区を絞り込んでいる。自民党は東北地方を中心に接戦となっている改選定数1の「1人区」に党幹部を相次ぎ投入する。野党は広島や兵庫といった「複数区」での議席獲得を目指し、立憲民主党の枝野幸男代表らが応援に入る。

安倍晋三首相(自民党総裁)は16日、新潟県上越市で街頭演説した。1人区の新潟は自民現職が野党統一候補の新人を追う構図だ。首相は「情勢分析の会議をしたが(自民候補は)まだ2位だ。逆転に向かって一緒に進んでいこう」と訴えた。

首相は15日夜、党本部に二階俊博幹事長らを集めて選挙本部の会合を開いた。東北地方のほか、三重、滋賀などが接戦とみて首相が応援演説に行く方針を決めた。

自民、公明両党の幹事長は16日、都内ホテルで会談し、情勢が厳しい1人区での選挙協力の強化を確認した。公明の山口那津男代表も18日に岩手、宮城両選挙区に入る。

野党側は候補者を一本化した1人区で協力し、改選定数2以上の複数区では党勢拡大を図る。

立憲民主の枝野氏は15日、終盤情勢について「大変な激戦だ。与党の大幅な議席減は十分可能だ」と語った。蓮舫参院幹事長ら知名度のある幹部を静岡や大阪など野党同士で競り合う選挙区に投入する。

改選議席割れの懸念がある国民民主党は現職の議席死守に力を注ぐ。玉木雄一郎代表ら党幹部は静岡、広島など同党所属の現職がいる複数区で街頭演説する。共産党の志位和夫委員長は16日の常任幹部会で現有議席の確保と上積みを指示した。現職がいる東京、大阪などを中心に回る。

日本維新の会は2議席獲得を目指す地盤の大阪選挙区や現職が競り合う兵庫選挙区で松井一郎代表が集中的に活動する。社民党は大都市で積極的に活動し、比例代表票の掘り起こしを狙う。

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