2019年8月20日(火)

6月の輸出船契約、33%増 3カ月連続の増加

2019/7/16 16:53
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日本船舶輸出組合が16日発表した6月の輸出船契約実績(受注量)は前年同月比33%増の71万総トンだった。増加は3カ月連続。2020年の排ガス規制を前に更新需要が一部で出ている。ただ、各社の6月末の手持ち工事量は前年同月比8%減の2337万総トンと3カ月連続で減少するなど、アジア勢との競争激化で依然低迷する状況が続いている。

受注隻数は17隻だった。船種の内訳はばら積み船が11隻で貨物船が1隻、タンカーは5隻だった。日本の大手が注力し、付加価値の高い液化天然ガス(LNG)船の受注はなかった。

造船業界では中国や韓国の造船大手が統合に向けた動きを加速している。「各国の補助や支援もあり、価格競争は今後も続きそうだ」(同組合)という。

国際海事機関(IMO)は2020年1月に船舶燃料の硫黄酸化物(SOx)の濃度を大幅に規制することを決めた。今後は環境性能に配慮した船や、省エネ性能に優れる船の需要をどれだけ取り込めるかがカギとなる。

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