キヤノンMJ、医療画像をスマホで共有 医師向け

2019/7/16 13:35
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キヤノンマーケティングジャパン(東京・港)はコンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)の画像をスマートフォンやタブレット端末で閲覧できるサービスを始めた。医療従事者向けで、場所を問わず医師らが画像を共有できる。診療の効率化や医師の働き方改革を進めたい中規模以上の病院などに売り込む。

専用システムで情報漏洩の防止にも配慮

新サービスではキヤノンマーケティングジャパンのサーバーに医療画像を保存。医療従事者が専用のアプリでどこからでも見られる。院内で画像を共有したり、在宅医療の際に患者の画像を確認したりするような使い方を想定する。タッチ操作で画像を拡大したり、異なる種類の画像を並べて比較したりできる。

同社が2014年10月に始めた医療画像向けクラウドサービスの新機能として提供する。税別で月額5万円からで、初期導入費用として250万円ほどかかる。

医療現場ではCTなどの画像をスマホで撮影し、SNS(交流サイト)アプリで共有するケースもあるとみられている。情報漏洩の恐れがあることから、新サービスでは各省庁のガイドラインに準拠したクラウドサービスで画像を共有できるようにする。院内に置く専用端末を介してサーバーに画像を保存することで、外部ネットワークからは遮断している。

医療画像をスマホやタブレット端末で閲覧できるサービスはこれまでもあった。ただ画像の種類や共有できる関係者数が制限されやすかった。今回は画像の種類や装置のメーカーにかかわらず何人とでも画像を共有できる。

キヤノンマーケティングジャパンの医療画像向けクラウドサービスは、これまで遠隔読影支援などの機能を提供してきた。クリニックなど数百施設への導入実績があるという。

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