2019年8月19日(月)

EU外相、イラン核合意違反「重大ではない」 仏は米ロと協議へ

イラン緊迫
2019/7/16 2:52
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【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)は15日、ブリュッセルで外相理事会を開き、イランの核問題を議論した。核合意が危機にあるとの認識を共有する一方、「合意は生きている」としてイランに合意を順守するよう呼びかけた。マクロン仏大統領は事態の過激化を避けるため、週内に米ロとイランの首脳と協議する意向を示した。

EUの外相理事会にのぞむモゲリーニ外交安全保障上級代表(15日、ブリュッセル)=AP

イランは核合意を逸脱して規定を超えてウランを貯蔵したり、濃縮度を高めたりして、国際社会の懸念になっている。閉幕後に記者会見したEUのモゲリーニ外交安全保障上級代表は「イランの違反は現状では重大ではない」と述べた。ハント英外相は会合前、「合意を維持する小さな窓は開いている」と語った。

2015年にまとまった核合意にはイランが違反した場合に、核合意当事国が直接協議した上で最終的に従来の制裁を復活できる仕組みがある。モゲリーニ氏は「この条項を発動すべきだと意思表明した国はなかった」と述べた。

ロイター通信によると、マクロン氏は滞在先のセルビアで、週内にイランのロウハニ大統領とロシアのプーチン大統領、トランプ米大統領と協議する考えを示した。「難しい情勢のなかで仲介と交渉を続けたい」と事態の過激化を防ぐために手を尽くす考えを表明した。

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