参院選、期日前投票が増加傾向 1日平均7%増

総務省は15日、参院選の期日前投票者数が14日までの10日間で1日平均約63万人だったと発表した。前回2016年参院選の同じ時点の約59万人を上回った。利用者は増加傾向にあり、選挙運動でも期日前投票を呼び掛けている。
総務省が発表したのは投開票日7日前時点での期日前投票者数で、総数は630万9589人だった。16年参院選は公示日から投開票日までが今回よりも1日長く11日間の合計が656万2239人だった。そのため有権者数に占める割合は5.92%と、16年から0.26ポイント低下した。
期日前投票は仕事やレジャーなどで投票日に投票できない人が、公示翌日から投開票前日まで投票できる制度だ。今回は5日から20日までが期日前投票ができる期間となっている。