2019年8月21日(水)

移民系女性議員に「国に帰っては」 トランプ氏が発言

トランプ政権
2019/7/15 10:01 (2019/7/16 5:58更新)
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は14日、祖先の出身地が外国の野党・民主党の女性連邦議員に対して「国に帰ったらどうか」とツイッターに書き込んだ。幼少期に内戦下のソマリアから米国に移住し、トランプ氏に批判的なイルハン・オマル下院議員らに対するコメントだ。15日には「彼女らは米国を心から憎んでいる」とも述べて、民主党が猛反発している。

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トランプ氏は15日、ホワイトハウスで記者団に対し、オマル氏やプエルトリコ出身の母親を持つアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員に関して「株価が最高値を付けているのに彼女らは米国を批判しかしない」と不満をぶちまけた。「米国を愛さないのであればこの国を去っても良いのではないか」と語った。

米メディアによると、民主党のペロシ下院議長は15日、トランプ氏のコメントを非難する決議案をまとめる考えを示した。ペロシ氏は14日にも「トランプ氏が掲げる『米国を再び偉大に』という計画は米国を再び白人国家にするものだ」と断じた。オカシオコルテス氏も「白人至上主義者の典型的な言葉だ」とトランプ氏を批判した。

トランプ氏の発言は2020年の大統領選に向けて白人層の支持を狙ったとみられる。ただ人種間の対立を生む可能性が高く、米社会の分断を深める恐れがある。

15日、トランプ米大統領は人種差別的ととられかねない発言を撤回しなかった(ワシントン)=AP

15日、トランプ米大統領は人種差別的ととられかねない発言を撤回しなかった(ワシントン)=AP

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