ボーイング機の運航再開、20年に延びる可能性 米報道

2019/7/15 0:10
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【ニューヨーク=中山修志】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は14日、2度の墜落事故で停止している米ボーイングの新型機「737MAX」の運航再開が2020年1月にずれ込む可能性があると報じた。制御ソフトの改修や米航空当局の安全認証の手続きに時間がかかっているため。航空会社の運航スケジュールや業績にも影響が出そうだ。

「737MAX」は3月から運航停止が続いている=AP

規制当局の担当者らの話として伝えた。737MAXは3月、エチオピアで2度目の墜落事故を起こし、米連邦航空局(FAA)や各国当局による運航停止措置が続いている。

ボーイングは自社調査に基づき事故原因を機体の制御ソフトの不具合だと特定。FAAにソフトの改修を申請し、早期の運航再開を目指している。航空業界では当初、早ければ1~2カ月で運航停止は解除されるとみられていた。

だが、米議会や各国の規制当局が安全承認に厳しい条件を求めており、FAAの認証手続きに時間がかかっている。6月にはFAAが、制御ソフトの不具合とは別の「潜在リスク」が見つかったと明らかにした。

足元では再開時期を9月ごろと見る関係者が多かったが、停止期間がさらに延びれば航空便予約など消費者への影響も広がる。米アメリカン航空や米ユナイテッド航空は9月初旬までとしていた737MAX便のキャンセルを11月初旬まで延長する方針だ。

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