2019年8月19日(月)

サッカー

堅陣・忍耐・ゴール力、どれも「オール優」 川崎、首位相手に全開

2019/7/14 23:34
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首位を走るFC東京のホームに乗りこんで、3連覇がかかる川崎の全軍に電気が走ったようだった。編み目のきつい堅陣と、じれずに機をうかがう忍耐力、そしてゴールの力。今季一番のファイトに、ベルトを腰に巻く者の自負をのぞかせた。

【14日のJ1 結果と戦評】

前半、ゴール前に飛び込む川崎・小林(左)とFC東京・森重=共同

前半、ゴール前に飛び込む川崎・小林(左)とFC東京・森重=共同

「かりに負けても前からいこう。次につながる戦いをしよう」。この1週間、鬼木監督が選手に語りかけたのは詰まるところ、この一言だったという。相手のカウンターを恐れて首鼠(しゅそ)両端、踏みこみが一歩足りていなかったチームの気持ちを、相手ゴールの一点に向かわせた。

FC東京の強みであるFW永井の足封じでは、下田と田中、そして6試合ぶり先発の38歳中村で組む中盤が車輪の働きだった。プレスの網を打つタイミングが絶妙で、二重三重に続ける足もある。挟んで追いこみ、蹴らせない。問屋を取り締まることでボールという商品をFC東京の前線に流通させず、永井を宝の持ち腐れにさせている。

負傷の大島に代わって先発の下田はCKキッカーとして小林の先制点を助演した。パサー中村の腕がさびついていないことも斎藤の2点目で証明された。チャンスの後のこぼれ球を拾ってつないで阿部が決めた3点目の美しさ、統率のとれた最終ライン、どれをとっても「オール優」の内容だった。

馬なりに走ったこれまでも、まだ1敗。「(内容がもう一つでも)これでいいのかな、という思いがあったけど、やっぱりダメ」(中村)と、ひとムチ入れただけで、この変貌だ。家長が座ったままだった豪華なベンチといい、川崎の「末脚」は底知れない。(阿刀田寛)

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