リブラめぐる「推測」にフェイスブック幹部が反論

2019/7/14 17:40
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「(フェイスブックは)リブラ協会を結成するために集まった28の創設メンバーの1つにすぎない」とフェイスブックのリブラ構想責任者は強調している=ロイター

「(フェイスブックは)リブラ協会を結成するために集まった28の創設メンバーの1つにすぎない」とフェイスブックのリブラ構想責任者は強調している=ロイター

【ニューヨーク=白石武志】米フェイスブック幹部はデジタル通貨「リブラ」を使った金融サービスの構想について、顧客情報不正流用などの不祥事とひとくくりに捉えられることに不満を示している。

フェイスブックで同構想の責任者を務めるデビッド・マーカス氏は3日、自らのフェイスブックページで「リブラがフェイスブックとのみ関連していると推測するのは簡単だが、そうではない」と指摘した。「(デジタル通貨の発行母体となる)リブラ協会を結成するために集まった28の創設メンバーの1つにすぎない」と強調した。

同協会の創設メンバーには米ビザや米マスターカードなどの決済大手のほか、米ライドシェア最大手のウーバーテクノロジーズなどの有力企業が名を連ねる。こうした企業が賛同し、決済や送金分野における消費者の利便性を高められる点を強調することで、構想への前向きな理解を得る狙いとみられる。

マーカス氏は投稿の中で、規制当局との対話については「正しく行われないと、誰も望んでいない体系的なリスクが生じる恐れがある」と述べた。資金洗浄対策などの重要性を指摘した上で「規制当局や中央銀行、議員らとの共同プロセスを信じ、関与していく」とも約束している。

一部の米議員はマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)宛ての書簡で、議会と規制当局が審査を終えるまでリブラの開発を中断するよう求めている。マーカス氏は16~17日に米上下院で開くリブラに関する公聴会に出席する見通しで、フェイスブック側の対応が注目を集めている。

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