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歌麿の7枚組み版画確認 「見立唐人行列」、国内初

江戸時代の浮世絵師喜多川歌麿の7枚組み版画「見立唐人行列」を、栃木県那須塩原市の医師が自宅で保管していることが分かった。歌麿に詳しい大和文華館(奈良市)の浅野秀剛館長によると、海外の数カ所の美術館は所蔵しているが、国内で7枚全てがそろっているのが確認されるのは初めてという。

喜多川歌麿の7枚組み版画「見立唐人行列」(12日、栃木県那須塩原市)=共同

見立唐人行列は1797~98(寛政9~10)年の作品とされ、縦約37センチ、横約25センチの多色刷りの7枚で構成。朝鮮王朝の外交使節「朝鮮通信使」を女性に置き換えて描いている。異国風の帽子をかぶったり、旗を持っていたりする姿が描かれており、最も位の高い「正使」とみられる女性は輿(こし)に乗っている。

那須塩原市の医師、北貞夫さん(72)が約40年前に画商から購入し、保管していた。昨年、朝鮮通信使の子孫が同県日光市を訪れたことを知り「いろんな人に見てもらいたいと思うようになった。貸し出しの依頼があれば受けたい」と話している。

画像を確認した浅野館長は「線を見る限り、海外のものと同一の版木を使っている。歌麿唯一の7枚組みの作品で、全てそろっているのは珍しい」と述べた。

〔共同〕

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