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数学の文章解答見送り 大学共通テストの記述問題

2020年度に始まる大学入学共通テストで、大学入試センターは12日までに、数学で検討していた短い文章で解答する記述式問題を初年度は見送る方針を決めた。3問全てで数式だけを書かせる方式にする。記述式問題は共通テストの目玉だが、18年の試行調査で正答率が低迷。採点の負担軽減のためにも、より簡素な方式にする。

共通テストは現行の大学入試センター試験と同じマークシート方式が基本だが、思考力や表現力を問うために国語と数学で記述式を導入することが決まっている。

数学では「数学1」「数学1・数学A」で小問3問を出す。18年11月の2回目の試行調査では、数式を書かせた2問の正答率が5.8%、10.9%。短文を書かせた残り1問の正答率は3.4%と低迷した。

国語の記述式も小問3問を出すが、解答字数の上限は最も長い問題で80~120字。他の2問は「それよりも短い字数を上限」とし、下限は設けない方針。試行調査では3問を「20~30字程度」「40~50字程度」「80~120字程度」としていた。

センターはこうした方針について、今月始めた高校関係者向けの説明会で説明している。

記述式では採点者によって採点にブレが生じる恐れもある。試行調査では一部の採点結果を抜き出して検証した結果、採点を変えた例があった。センターは数学の解答方式を全て数式にすることで採点の負担を減らし、精度を上げることを検討していた。

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