2019年8月19日(月)

トンネル貫通で実況見分 長崎、図面に誤りの情報も

2019/7/12 20:30
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長崎市川平町で地層のボーリング調査をしていた掘削機がJR長崎線のトンネル天井を貫通し、特急電車に接触した事故で、長崎県警は12日、現場で実況見分した。国土交通省によると、図面のトンネルの位置がずれていたとの情報もあり、どのような手順で工事を進めたか、発注した鉄道建設・運輸施設整備支援機構などに確認を進めている。

一方、国土地理院によると、事故を受け掘削地点の経度や緯度を調査すると、作成した2万5千分の1の地図上で、実際より約70メートル離れた地点にトンネルを記載していたことが分かった。ただこの地図が今回の図面に使われていたかどうかは不明。位置情報は鉄道の管理者から提供を受けていたが、何らかのミスで正しく反映できていなかったという。

JR九州によると、特急かもめ16号(6両編成)が浦上―現川間の全長約6キロのトンネルを約2キロ走った所で、天井を貫通した掘削機と接触し緊急停車。先頭車両の左側面など複数箇所が損傷したが、乗客乗員にけがはなかった。

九州新幹線長崎ルートのトンネル工事に伴う周辺地域の渇水対策のため、鉄道・運輸機構がボーリングをしていた。

国交省は、鉄道・運輸機構に対し原因究明と再発防止を指示した。〔共同〕

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