2019年7月21日(日)

明治、北海道の工場に自家発電装置 停電でも生産維持

サービス・食品
2019/7/12 18:12
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明治は12日、北海道の主力工場に自家発電装置を導入すると発表した。チーズなど乳製品を扱う十勝工場(芽室町)で、停電時でも生産や原料の保管機能を維持する。2021年春から運用を始める。道内の他の5工場にも停電時用の発電機を置き、復旧対応を早める。18年9月の胆振東部地震で大規模な停電が起き、生乳の廃棄に追い込まれた経験を生かす。

十勝工場にコージェネレーション(熱電併給)設備を導入する。停電が起きても生産ラインを稼働でき、生乳を冷却する機能も維持できるようにする。21年4月に運用を始める。

札幌工場(札幌市)や旭川工場(旭川市)など他の5カ所にも非常発電設備を導入する。排水処理など工場の再稼働に必要な機能を保ち、電力復旧後の再開を早められるようにする。19年12月までに工事を完了させる。

設備投資は総額で約22億円を見込んでいる。

最大震度7を観測した18年の北海道胆振東部地震では道内の多くの地域が停電に見舞われた。乳業メーカーの生産ラインや冷蔵・冷凍設備がストップ。酪農家からの生乳を受け入れられず、約2万トンが廃棄された。

乳業各社は事業継続計画(BCP)の見直しを迫られており、森永乳業なども自家発電機の導入を進めている。

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