台数「ギネス超え」のクレーンゲーム店 八潮市に開業

2019/7/12 17:42
保存
共有
印刷
その他

「世界最高峰」をうたうクレーンゲーム専門店が13日、埼玉県八潮市に誕生する。1店舗当たりの設置台数でギネス世界記録に認定された行田市の店舗を上回る448台をそろえ、景品の種類は約5000に上る。クレーンゲームは訪日外国人(インバウンド)の人気も高く、一風変わったアミューズメント施設として国内外から注目を集めそうだ。

13日開くエブリデイとってき屋東京本店には定番から変わり種までずらり(埼玉県八潮市)

「エブリデイとってき屋 東京本店」は東武伊勢崎線草加駅からバスで約10分の距離にある。約2100平方メートルの面積に448台のクレーンゲーム機がずらりと並ぶ。ぬいぐるみやお菓子などの「定番」のほか、地元産野菜や宝石が取れる台など珍しい機種もそろえた。「1回10円」や「100円で8回」など初心者向けに安く遊べる機種も用意している。

さらに変わり種として話題を呼びそうなのが、全国の有名なご当地カレーを集めた「カレーキャッチャー」だ。数量限定で入手困難なレトルトカレーなどを景品として用意しており、客は好きなカレーに狙いを定めて挑戦できる。隠れた名品を景品にすることで、カレーファンの遊び心をくすぐる戦略だ。

クレーンゲームは子供から高齢者まで楽しめる手軽さが魅力で、近年は日本のサブカルチャーとして外国人からの人気も高まっている。店内には景品の取り方やコツを助言する「達人アドバイザー」を配置するほか、外国語を話せるスタッフも常駐させ、国内外からの客に高確率で景品を取る楽しみを味わってもらえるようにする。

同店を運営する東洋(北本市)はもともと鴻巣市や北本市などでクレーンゲーム専門店を開いていたが、家庭用ゲーム機などの普及を受けて次々に撤退。廃棄目前だった機械を集めて行田市に「エブリデイ行田店」を開いたところ、当時240台の台数が「世界一」として2012年にギネスに認定された。

新店舗はその記録を大幅に上回る規模で、衰退傾向にあるアミューズメント業界の活性化にも期待がかかる。初年度は来客100万人と10億円の売り上げを目指す。東洋の中村秀夫社長は12日の内覧会で「クレーンゲームを通してどれだけ笑顔を提供できるかがコンセプトだ。日本文化やクレーンゲームの楽しさを世界に発信したい」と意気込みを語った。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]