東芝、蓄電池事業でチタン工業と共同出資会社

2019/7/12 17:37
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東芝チタン工業は12日、リチウムイオン2次電池向けのチタン酸リチウム事業で共同出資会社を設立すると発表した。自動車向け電池は日産自動車などが既に採用しており、需要が拡大する見込み。共同出資会社を通じて、主要部材であるチタン酸リチウムの安定的な調達体制を整える狙いがある。

まずチタン工業が自社のチタン酸リチウムの製造・販売事業を分割し、12日付で完全子会社のTBMを設立した。チタン工業は10月1日にTBMの株式の49%を東芝に譲渡し、共同出資とする。譲渡額は約5億円の見込み。

チタン酸リチウムは東芝のリチウムイオン2次電池「SCiB」の主要部材。SCiBは寿命の長さなどが特徴で、日産自動車や三菱自動車などの軽自動車に採用されている。自動車向け電池は採用が増えており、東芝は新たな事業の柱に育てる考え。需要が拡大するSCiBの核となる部材の安定調達につなげる。

チタン工業がTBMに分割する前のチタン酸リチウム関連事業の売上高は、2019年3月期に約13億円だった。

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