2019年7月21日(日)

教諭自殺、被告側控訴断念 福井地裁の賠償命令判決

社会
2019/7/12 17:17
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福井県若狭町立中学の新任教諭だった嶋田友生さん(当時27)の自殺を巡り、安全配慮義務違反を認め、約6530万円の支払いを命じた福井地裁判決について、県と町は12日、控訴しないと明らかにした。父親の富士男さん(59)が約1億130万円の損害賠償を求めていた。

杉本達治知事は同日「内容を精査した結果、司法判断を受け入れる」とのコメントを出した。町の中村正一教育長も記者会見で「裁判を長引かせず、働き方改革を進めるのが嶋田さんへの一番の報いと判断した」と説明した。

10日の判決は校長が早めの帰宅を促すにとどまっていたと指摘。校長の義務違反と自殺に因果関係があると認定した。原告側も控訴しないため、判決が確定する見通し。

嶋田さんは2014年4月に同中学に着任。月最大で160時間を超える恒常的な時間外勤務を余儀なくされ、10月に自殺した。〔共同〕

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