2019年7月20日(土)

国内最大級のスタートアップイベントが神戸で開催

スタートアップ
関西
2019/7/12 14:53
保存
共有
印刷
その他

スタートアップ企業や投資家らが集まる国内最大級のイベント「インフィニティ・ベンチャーズ・サミット(IVS)」が12日までの3日間、神戸市で開かれた。12日午前に開かれた事業プランを競うコンテスト「ローンチパッド」には14社が参加し、独自のビジネスモデルを投資家らにアピールした。貸付型ファンドのオンラインサイトを手がけるクラウドポート(東京・渋谷)が優勝した。

IVSでは事業モデルを競う「ローンチパッド」が開かれた(神戸市)

クラウドポートは貸付型ファンドのオンラインサイト「ファンズ」を運営する。ファンズは貸付投資を通じて事業資金を募る企業と個人をつなぐ。利用者は気になるファンドをサイトから選び、利回りなどの条件面を確認して申し込む。藤田雄一郎社長は「安定した資産運用の機会を求めている個人は多い。株式投資と債券の間にある空白地帯を埋めていきたい」と語った。

2位は水質検査に人工知能(AI)を活用する技術を開発したエニーテック(東京・渋谷)が選ばれた。監視カメラの画像から水の泡や濁りなどの状態をAIが分析し、異常を検知する内容だ。

3位は尿検査でがんを早期発見する技術を開発するイカリア(東京・文京)だった。名古屋大学発スタートアップで、尿に含まれる物質「マイクロRNA」を分析することでがんを発見できる精度が高められるという。

ローンチパッドは「スタートアップの登竜門」ともいわれている。これまでもクラウドソーシング大手のクラウドワークスやネット求人サイトのウォンテッドリーなど、後に上場を果たした成長企業を輩出しており、注目度は高い。

IVSはベンチャーキャピタル(VC)のインフィニティ・ベンチャーズ(東京・港)が2007年に始めた。年に2回開くイベントは招待制で、有力経営者や投資家らのパネルディスカッションなどを実施している。次回は12月にタイのバンコクで開く予定。

(潟山美穂)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。