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エジプト、競売大手提訴へ ツタンカーメン像返還求め

【ロンドン=共同】約3千年前につくられた古代エジプトのツタンカーメン王の頭像などが英競売大手クリスティーズで落札され、像の返還を求めているエジプト側が同社を提訴する方針を表明した。像の落札者は明かされておらず、エジプトは返還に向け国際刑事警察機構(ICPO)に協力を要請するという。英メディアが11日までに伝えた。

 古代エジプトのツタンカーメン王の頭像(4日、ロンドン)=ロイター共同

エジプトのアナニ考古相は英BBC放送の取材に、提訴する以外に「選択肢がなくなった」と主張。像と共にロンドンで競売にかけられた32の遺物の返還が実現するまで「あらゆる策を講じる」と述べた。

エジプトの考古学関係者らは像が1970年代に同国のカルナック神殿から盗まれたと主張。クリスティーズは、ドイツの貴族が60年代に所有していたとされ、70年代前半にオーストリア人が購入しており、法的なチェックはしたとしている。

像は4日、約470万ポンド(約6億4千万円)で落札された。

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