2019年7月21日(日)

害虫のガ、九州・沖縄6県に拡大 幼虫の発見相次ぐ

九州・沖縄
社会
2019/7/12 12:58 (2019/7/12 19:26更新)
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イネやトウモロコシに寄生する害虫のガ「ツマジロクサヨトウ」の幼虫が長崎、熊本、大分、宮崎、沖縄の5県で見つかったことが12日、分かった。各県が発表した。国内では既に判明している鹿児島と合わせ、九州・沖縄の6県に拡大した。

ツマジロクサヨトウの幼虫(植物防疫所ホームページより)=共同

3日に鹿児島県南九州市で初めて確認され、農林水産省は全国調査を指示していた。自治体の担当者は、効果のある農薬があると説明して「幼虫を見つけ次第、農薬を散布してほしい」と注意を呼び掛けている。

熊本、宮崎両県によると、熊本県北部で8日、飼料用トウモロコシの畑に幼虫の食害があるのを確認。宮崎県では今月上旬~中旬、5市町の飼料用トウモロコシの畑で幼虫が見つかった。両県は農薬を散布するなどし、早期の防除に取り組む。

長崎県では9~12日に調査し、3市の飼料用トウモロコシの畑で発生が確認された。大分県は、豊後大野市の飼料用トウモロコシの畑で確認したと発表。

沖縄県では沖縄本島北部の飼料用トウモロコシの畑で11日に幼虫が見つかり、12日にツマジロクサヨトウと確認された。

このガは南米や北米の熱帯地域が原産で、アフリカやアジアで急速にまん延し、幼虫が農作物の葉や果実を食い荒らして猛威を振るっている。アフリカではトウモロコシ生産が大きな打撃を受けた。〔共同〕

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