2019年8月20日(火)

ロシア、ボリビアとリチウム開発へ 反米左派国を支援

2019/7/12 6:10
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【サンパウロ=外山尚之】ロシアのプーチン大統領は11日、モスクワでボリビアのモラレス大統領と会談し、リチウムや天然ガス開発などに共同で取り組むことで合意した。ロシア政府は近年、ベネズエラやボリビアなど中南米の反米左派国を支援し、米国の「裏庭」と呼ばれる中南米での影響力を拡大している。

11日、ロシアのプーチン大統領(右)と握手するボリビアのモラレス大統領(モスクワ)=ロイター

モラレス氏はリチウムの採掘から、電気自動車(EV)などに用いるリチウムイオン電池の製造まで一貫して手掛ける構想でロシアと協力すると発表した。「世界にとってとても重要だ」と強調した。

プーチン氏はガスプロムやロスアトムなどロシアの国有企業がボリビアで活動していることに触れ、「我々は技術であなたの国に貢献している」と応じた。

ボリビアはリチウムの世界有数の埋蔵国として知られる。2006年に大統領に就任したモラレス氏は、独裁体制を確立したベネズエラのマドゥロ大統領と懇意にしており、中南米の反米左派の有力者の1人だ。プーチン氏は反米左派国への支援を通じ、米国をけん制している。

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