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リブラ、20年前半開始は困難 FRB議長「審査1年超」

【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は11日の米上院委員会で、米フェイスブックが発行を目指すデジタル通貨「リブラ」について「リスクを極めて慎重に審査する必要があり、それが1年以内に完了するとは思わない」と指摘した。リブラは2020年前半の実用化を目指しているが、金融当局の認可が遅れて計画自体がずれ込む懸念が出てきた。

米議会で証言するFRBのパウエル議長(ワシントン)=ロイター

パウエル議長はリブラについて「プライバシーや資金洗浄、消費者保護、金融の安定といった多くの深刻な懸念がある」と改めて指摘した。リブラは国境をまたいだ送金などに利便性がある。ただ、利用者の本人確認など民間銀行に課す金融規制の抜け道となれば、犯罪組織などに使われる恐れがある。

パウエル氏は米財務省など金融当局と規制や認可を巡って議論していると明らかにし「各国の中央銀行や政府当局とも連絡をとっている」と述べた。17~18日にフランスで開く主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議でも、リブラなどデジタル通貨の国際規制のあり方を議論するとの見方を示した。

トランプ米大統領も11日、リブラについて「支持や信頼性はほとんど得られないだろう」とツイッターに投稿した。「フェイスブックが銀行になりたいのであれば、新たな銀行の認可を取得し、すべての銀行の規制に従う必要がある」と指摘した。

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