2019年8月25日(日)

プーチン大統領、ウクライナ新大統領と初の協議

2019/7/12 2:32
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【ルクセンブルク=小川知世】ロシアのプーチン大統領は11日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で話した。ウクライナ東部で続く親ロ派武装勢力との紛争解決に向け、専門家レベルでの共同作業を続けることで合意した。両首脳が直接会話するのは5月のゼレンスキー氏の大統領就任後、初めて。両国にフランス、ドイツを交えた4カ国の枠組みによる和平協議の継続についても議論した。

ロシアのプーチン大統領はウクライナのゼレンスキー新大統領と初めて電話会談した=ロイター

両国の大統領府が同日発表した。ロシアのペスコフ大統領報道官によると、12日には独仏ロとウクライナ4カ国の大統領顧問らがパリで会談し、同国の東部和平について協議する。4カ国の首脳会談の開催について調整するとみられる。2016年10月以降開かれていない4カ国協議が本格化する可能性がある。

ロシア大統領府によると、電話会談はウクライナ側が提案した。ウクライナの発表ではロシアが拘束しているウクライナ国民の解放が主要議題だったとしている。ゼレンスキー氏は8日にビデオメッセージを公開し、プーチン氏に独仏のほか、米英首脳を加えた対話再開を呼びかけていた。

ウクライナでは21日に最高会議(議会)選挙を控える。紛争解決へロシアとの対話を掲げて大統領に就いたゼレンスキー氏は、議会選を前に対ロ政策で一定の前進を示したい狙いもあるとみられる。

ウクライナ東部では14年からロシアが支援する親ロ派武装勢力との紛争が続く。15年の停戦合意後も戦闘は収まらず、国連によると、犠牲者は1万3000人にのぼった。ロシアは紛争はウクライナの「内政問題」として、同国による停戦合意の履行が必要だと主張している。

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