2019年7月20日(土)

百度、上期の有害情報削除が倍増 党方針に準拠

エレクトロニクス
中国・台湾
アジアBiz
2019/7/12 5:00
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【北京=多部田俊輔】中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は11日、2019年上半期に312億5千万件の有害情報を削除するなどの処理をしたと発表した。わい雑・ポルノや賭博などの情報が多く、人工知能(AI)の能力向上で処理件数は前年同期の2.1倍に増えた。習近平(シー・ジンピン)最高指導部はネット空間の統制を強めており、百度も党の指導に従っていることをアピールした。

百度はAIの活用で有害情報の処理を増やした(3日、北京市で講演する李彦宏CEO)

AIでわい雑な画像や文章、ビデオ、音声など処理した情報は312億2千万件で、全体の99.9%を占めた。1月初めから有害情報の削除を強化した。単純に削除するだけでなく、AIを使って有害情報の発信元を特定して新たな情報発信を根絶したという。

有害情報を種類別でみると、わい雑・ポルノが47%を占め、賭博(38%)が続いた。3位以下はニセ物の製造販売(3%)、詐欺(3%)、薬物(2%)、危険物品(2%)、非合法の情報のやりとり(2%)、暴力テロ(1%)となった。

有害情報に関する専門担当者がネット上を巡回して処理した情報は3439万件。個人や企業、政府部門などからの通報に基づいて処理したのは137万件だった。1月から24時間体制で公安部門と協力する体制を構築したことも効果を上げたという。

百度によると、17年の有害情報の処理件数は451億件、18年は502億件。19年は上半期で300億件を超えており、通年で過去最高を更新する見通しだ。

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