パナソニック、五輪売上高予想を500億円上方修正
ホテルなど建設ラッシュ、熱中症対策も

2019/7/11 18:38
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パナソニックは11日、東京五輪・パラリンピックの関連売上高が2015~20年度の累計で2000億円を超えると発表した。当初予想よりも500億円以上多い。ホテルなどの建設ラッシュに伴い照明や空調などの納入が大幅に増加。熱中症対策のために開発した、超微細な霧で冷やす屋外用の空調設備なども収益を押し上げる。

スタジアムに設置する大型の映像や音響の機器、選手村の家電など大会開催に伴う直接的な売上高は340億円以上。ホテルや商業施設の新設による機器の引き合い、空港や鉄道へのセキュリティーシステムの販売といった間接的な売上高が1360億円以上になる見通しだ。

「ぬれない霧」を使う屋外空調や、空港内を自走する電動車いすなど「五輪がなければ生まれなかった新しいビジネス」(井戸正弘執行役員)も少なくとも240億円の売上高を見込む。

パナソニックは約30年前から五輪のスポンサーを続けてきた世界でも数少ない企業の一つ。「機器やノウハウの提供で培った信頼を既存ビジネスに生かす」(同)としている。

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