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安川電の19年3~5月期、純利益70%減 予想据え置き

企業決算
2019/7/11 20:30
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安川電機が11日発表した2019年3~5月期の連結決算は、純利益が前年同期比70%減の47億円だった。米中貿易摩擦を背景に、中国などの顧客企業が設備投資を手控えた影響が大きかった。半導体市況が悪化し主力のモーターなどの部品受注も伸び悩んだ。ただ下期にかけて回復する計画は変わらないとして、20年2月期通期の業績予想は据え置いた。

売上高は16%減の1074億円だった。スマートフォンや自動車の生産台数が伸び悩むなどし、顧客企業が生産設備の増強を見送る例が増えた。営業利益は58%減の71億円。決算発表直前の市場予想の平均(QUICKコンセンサス)を約20億円下回った。

産業用ロボットのほか、半導体製造装置や工作機械に搭載するサーボモーターなどを含めた3~5月期の受注総額は前年同期に比べ17%減った。中国での受注は22%減と12~2月期(35%減)に比べ減少幅が縮小した。足元では「自動車関連などは中国企業による受注が増えている」(安川電)という。

20年2月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比2%減の4650億円、純利益は15%減の350億円を見込む。通期予想に対する第1四半期の純利益の進捗率は13%。前年同期(31%)を大きく下回る。

安川電は3~5月期決算について「ロボットの受注が伸び悩んだものの、会社計画におおむね沿う内容」と説明する。今期の後半にかけて現在は様子見姿勢の顧客が、工場省人化などの根強い需要を背景に設備投資を増やすシナリオは変えていない。

ただ事業環境が以前の想定より悪化しているとの指摘もある。9日発表の6月の工作機械受注額(速報値)は16年10月以来、32カ月ぶりに好不況の目安とされる1000億円を割り込んだ。

足元の株価は4月末につけた年初来高値(4365円)から2割ほど下落している。決算発表直前のQUICKコンセンサスは、今期の純利益が前期比20%減の329億円と、会社予想を下回る。今回の決算を受けても「通期計画は未達の公算が大きい」(クレディ・スイス証券の黒田真路アナリスト)との見方も出ている。

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