2019年9月20日(金)

「太陽系の歴史、手に入れた」 JAXA会見
はやぶさ2、小惑星に再着陸成功

2019/7/11 14:56
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記者会見をするJAXAの津田雄一プロジェクトマネージャ(11日、相模原市)

記者会見をするJAXAの津田雄一プロジェクトマネージャ(11日、相模原市)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、探査機「はやぶさ2」を小惑星「りゅうぐう」に着陸させた。地中の砂などの採取にも成功したとみられる。責任者の津田雄一プロジェクトマネージャは記者会見で「太陽系の歴史のかけらを手に入れることができた」と喜びを語った。

はやぶさ2のりゅうぐうへの着陸成功は2月に続き2度目。4月に金属弾を衝突させてりゅうぐうの地表に人工クレーター(くぼ地)を形成しており、今回の着陸ではクレーターの周囲に飛び散った地中の砂や岩石の採取に挑んだ。

「100点満点でいうと1000点。本当に今回は言うことなし。完璧に動いた。事前のチームの準備も含めてパーフェクトだった」。会見で津田氏は今回の挑戦をこう評価した。小惑星の地中の物質の採取に成功していれば、世界初の快挙だ。

はやぶさ2が着陸直後に撮影したりゅうぐうの画像(推定高度100メートル弱から撮影、中央の黒っぽい部分が着陸地点とみられる)=JAXA・東大など提供

はやぶさ2が着陸直後に撮影したりゅうぐうの画像(推定高度100メートル弱から撮影、中央の黒っぽい部分が着陸地点とみられる)=JAXA・東大など提供

JAXAによると着陸時刻は11日午前10時20分。ほぼ狙った場所に着陸させ、砂などを採取するための弾丸の発射も確認できた。試料を機体内のカプセルに回収できた可能性が高い。津田氏は「太陽系の歴史、生命の起源に迫るのに見合うデータ、試料が得られたと考えている。(はやぶさ2が)地球に帰ってこないといけないので、運用はしっかりこれからも続けたい」と述べた。

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